こんにちは、はるかです。
近年は、大学生で長期インターンに取り組む人の数も増えてきましたね。
以前は、大学時代はアルバイトを行うことが定番でしたが、近年はアルバイトではなく「長期インターン」を行うケースも珍しくありません。
長期インターンってたまに聞くけど、実際何が良いのだろう
長期インターンとアルバイトはどちらが良いのだろう
結論としては、将来のために、大学時代はアルバイトではなく長期インターンを行うことをオススメします。
今回は、大学時代に長期インターンとアルバイトの双方を経験した私が、それぞれの具体的な違いと、長期インターンをオススメする理由について説明していきます。
- 長期インターンとアルバイトの違い
- 大学時代に長期インターンがオススメな理由
1.アルバイトと長期インターンの違い
1.責任感の大きさ
長期インターンとアルバイトでは、任せてもらえる仕事の内容や責任の重さには大きな違いがあります。
長期インターンの場合は、学生でも実際の社員と同じレベルの責任・業務を任されるケースが多くあります。
特にベンチャー企業やスタートアップ企業では、自分の行動が会社の経営やサービスを左右するなんてこともあります。
そして、自分が成長をして力をつければつけるほど、さらに裁量の大きい仕事にも挑戦させてもらえます。
そのため、長期インターンを通して強い責任感が身につくでしょう。
一方で、アルバイトにおいては任される業務には限界があることがほとんどです。
アルバイトで裁量権のある仕事を扱ったり、大きなお金が動くような機会に触れることはあまりないでしょう。
そのため、人によって考え方は様々ですが、大学時代から責任の大きい仕事に挑戦をして成長したいと考えている学生にとっては、長期インターンがオススメとなります。
一方で、アルバイトやインターンを行う目的がお金を稼ぐことの場合は、アルバイトの方が負担が少なく稼ぐことができるでしょう。
2.一緒に働く人
長期インターンとアルバイトとでは、一緒に働く人が大きく異なります。
長期インターンの場合は、実際に社会に出て働いている社会人と一緒に働くことができます。
また、長期インターンに取り組んでいる学生の中には、意識やレベルが高い人がたくさんいます。
そのため、一緒に働く社会人や学生から、ものすごく刺激を受け、成長することができます。
優秀な社会人の働き方を間近で見れたり、将来について真剣に考えている学生の考え方を知れたりすることができます。
一方で、アルバイトの場合は一緒に働くのは学生や主婦の方などがほとんどでしょう。
そして、これらの人たちがアルバイトをする目的は、「お金を稼ぐため」であることが多いのです。
もちろん長期インターンを行う目的として「お金を稼ぐため」の人もいますが、目的はそれだけではなく、自己成長のためやスキルアップのためだと考えている人の数がアルバイトに比べて多くなります。
そのため、長期インターンであればより意識が高い人達と一緒に働くことができ、自身の成長に繋げることができます。
ちなみにこれはあくまでも私自身の持論なのですが、人が成長する際には、「仕事を通しての成長」と「周りの人の影響による成長」の2種類があると思っています。
インターンでもアルバイトでも、仕事面で少なからず成長することはできます。
しかし、より周りの人のレベルが高い環境で働くことで、その人達の考え方や働き方、スキルを学び、さらなる成長に繋げることができます。
学生時代から社会人と一緒に働くことで、日常では得られない学びや成長を遂げることができます。純粋に、社会人と一緒に働くことはものすごく刺激的で楽しいです!
3.フィードバックの有無
インターンやアルバイトをしていく中で、「フィードバックの有無」は自分自身の成長に大きく関わってきます。
フィードバックがあることで、自分自身の行動や考え方を良い方へと改善していくことができます。
一方で、フィードバックがないと、自分が正しいと思う考え方や行動に囚われてしまい、自分自身を良い方向へと変えていくきっかけがなかなかありません。
長期インターンであれば、身近にいる社会人からこまめにフィードバックをもらいながら仕事を行うことができます。
なぜなら、長期インターンは学生一人の責任が大きく、会社の成長と共に学生も成長しなくてはならないからです。
一方で、アルバイトでは普段からフィードバックを意識的に行ってくれる機会はなかなか存在しません。
もし、学生時代のインターン経験やアルバイト経験を通して成長したいと考えているのであれば、フィードバックの機会が充実しているインターンの方がオススメです。
4.身につくスキル
長期インターンとアルバイトでは、身につくスキルも異なります。
大学生がよく行うアルバイトとして、飲食店や居酒屋などがありますが、それらの仕事を通して一定のコミュニケーション能力や接客マナーなどを学ぶことができます。
一方で長期インターンであれば、将来的に役立つ専門的なスキルや知識を身につけることができます。
まず、社会人と一緒に仕事をしていくため、社会人基礎力や基本的な礼儀やマナーは自然と学ぶことができます。
その上で、例えば営業のインターンであれば、コミュニケーション能力、プレゼン能力、資料作成能力、傾聴力など、たくさんのスキルを身につけることができます。
また、ライターのインターンであれば、ライティング力や論理的思考力、SEOの知識やマーケティング力を身につけることができます。
このように、インターンとアルバイトとでは、身につけられる力が大きく異なっているのです。
2.今の時代こそ長期インターンがオススメな理由
1.ジョブ型雇用の時代が到来
ジョブ型雇用とは、従業員のスキルを重視し、労働時間ではなく成果で評価する雇用の仕方のことです。
一方で、ジョブ型雇用と対比で用いられるのが、「メンバーシップ型雇用」です。
メンバーシップ型雇用とは職務内容や勤務地は限定せず、スキルよりも会社に合う人材を雇用する制度のことです。
これまでの日本ではメンバーシップ型雇用が一般出来でしたが、現在はジョブ型雇用が注目されつつあります。
「年功序列や終身雇用制度の崩壊」や「新卒一括採用型は終わり」などの言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
これまでは新卒で入社した会社で定年を迎えることが当たり前でしたが、今は決してそのようなことはなく、ジョブ型雇用の考え方に移行している会社がたくさんあります。
そして、ジョブ型雇用の中で大切なことは「個人のスキル」になります。
会社で活かせる各々のスキルがなくては、ここからの時代は生き抜いていくことが厳しくなってくるでしょう。
そのためには、学生時代から時間を有効活用し、スキルを身につけるための行動をとる必要があります。
その手段として、長期インターンを行うことは非常にオススメなのです。
大手に入れば安心という考え方も徐々になくなりつつありますね。
2.就活に有利
長期インターンをしていると、身近で働く社会人の姿を見たり、一緒に働く学生と将来について話したりなど、自分自身の将来について真剣に考えるようになります。
そして、自分がどのような環境で働きたいのかという軸やイメージもできます。
例えば、
今の営業のインターンは楽しいから、将来も営業をしていくきたい
自分はチームで働くことを大切にしている会社で働きたい
などのように、仕事に対する自分の価値観が形成されます。
そのため、就活の際に必ず行う自己分析へと繋がったり、長期インターンの経験で学んだことをスキルとしてアピールしたりすることもできます。
さらには、長期インターンを行っていた会社の選考をそのまま受け、学生卒業後もそのままそこで働き続けることもあります。
様々な角度から、長期インターンは就活に対してポジティブな影響を与えると言えるでしょう。
3.リモートワークが普及
コロナウイルスの影響で、多くの会社がリモートワークを導入しました。
それに伴い、長期インターンもリモートで好きな場所から参加できるものが増えました。
これまでは、長期インターン=東京や大阪などで行うものというイメージがありましたが、現在はそんなことはありません。
地方に住んでいても、パソコンとネット環境さえあれば、参加することができるのです。
リモートでも参加することができるからこそ、ぜひこの機会に長期インターンに挑戦してみてほしいです。
3.まとめ:大学時代は長期インターンがオススメ
結論として、大学時代はアルバイトよりも長期インターンがオススメです!
せっかく時間がある大学4年間だからこそ、自分のスキルを磨くために時間を費やしてみても良いのではないでしょうか。
長期インターンは、仕事面でも人間関係面でも、大きく成長できる貴重な機会となります。
長期インターンに興味を持った人は、この機会にぜひ行動に移してみてくださいね^^
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