コロナウイルスの影響で急速に進むオンライン型インターンシップ。
とはいえ、これまでは対面のインターンシップが当たり前だったからこそ、オンラインインターンシップに対して漠然とした不安を抱く人は多いのではないでしょうか。
オンラインインターンシップって実際どうなんだろう
対面型インターンシップと比べてどう変わるのだろう
今回はこのような疑問を持つ就活生に向けて、22卒就活生であった私が、オンラインインターンシップに参加したリアルな感想をお伝えしていきます!
ちなみに私が参加したインターンシップ数は以下の通りになります!
- 1dayインターンシップ:15社
- 複数daysインターンシップ:7社
- うちオンライン:18社/22社
実際に就活生として体験したからこそお伝えできる”リアルな感想”を紹介していきます!
- オンラインインターンシップとは何か
- 22卒就活生が、オンラインインターンシップを通して感じたメリット・デメリット
- オンラインインターンシップの際に大切にすべき考え方
オンラインインターンシップとは?
オンラインインターンシップとは、その名の通りインターンシップがオンライン上で行われることです。
パソコンとネット環境さえあればどこの地域からでも参加することが可能なのです。
就活生向けのインターンシップは1dayのものから3日~1週間程度の複数days、長期インターンシップなどがあります。
その中でもインターンシップとして行われるジャンルとして多いものは、
ロールプレイング系、グループワーク系、グループディスカッション系、就業体験系
などがあります。
オンラインインターンシップを通じて感じたリアルな感想
メリット
自宅から参加できるため楽
オンラインインターンシップは自宅から参加することが可能です。
そのため、インターンシップ会場への移動時間やお金を削減することができ、物理的な負担がかなり減ったように感じます。
就活生はやるべきことがたくさんありかなり忙しいので、移動時間をなくすことでその時間も有効活用することができます。
また、同様にアルバイトする時間もあまりとれないと思うので、お金を節約できることも非常に大きなメリットになることでしょう。
私が参加した対面インターンシップで出会った人の中には、交通費と宿泊費に2万円かけて東京まで来た人がいました‥‥!
様々な地域の学生との出会いがある
オンラインインターンシップは全国各地から参加することが可能なため、様々な地域の就活生と知り合うことができます。
参加する地域が違うだけで就活に対する考え方が全く違っていたり、
各地域や各大学の就活生の動きなどを知ったりすることができるのは、
オンラインインターンシップだからこその強みですね!
デメリット
身体や目が疲れる
オンラインインターンシップとなると、1日中パソコンと睨めっこすることになります。
そして、それが複数daysインターンの場合は3~4日毎日10時間程度パソコンの前に座ることになります。
そのため、
とにかく身体も目も疲れる!!!!
というのがリアルな感想です。
どうしてもオンラインでインターンをしている以上、疲れてしまうのは仕方のないことですが、
3~4日もパソコンとにらめっこし続けると、体調や気分が悪くなってしまうことがあります。
私の場合、頭と肩は凝り、腰は痛くなり、ふくらはぎはむくんでしまいました。
そのため、特にオンラインインターンシップの期間は積極的に身体や目を休めてあげるようにしましょう。
ただ横になったりマッサージをしたりするだけではなく、以下のようにプラスαでリラックスできるアイテムを使うことがオススメです!
これらのアイテムを使って、インターンシップの休憩中や終わった後にはアイマスクをして目を休め、お風呂後などにはマッサージ機を使って疲れた体をほぐしていました。
就活生同士の横のつながりが生まれにくい
オンラインインターンシップは全国各地の就活生との出会いがあることはメリットになります。
一方で、長期的に一緒に就活を頑張っていく「就活仲間」をつくることは難しくなっています。
- お互いに高め合いながら就活を進めることができる
- 面接練習やグループディスカッションの練習ができる
- 就活に関する相談ができる
- 周りの就活状況を知ることができる
就活は最終的に個人で行っていくものですが、就活仲間がいると、いざという時に精神的支えになります。
日常的に関わる友人はどうしてもお互いの就活状況を気にしてしまい、なかなか就活の話を相談できないこともあると思います。
そんな時に気軽に話すことができるのが就活仲間であるため、就活生同士のつながりは作っておくと良いでしょう。
ただし、オンラインインターンシップになったことで、そのつながりを作ることが難しくなっています。
対面であればグループワークを進めていく中でちょっとした小話を入れたり、休憩時間にはプライベートな話をしたりすることができます。
一方で、オンラインとなるとなかなか雑談をすることが難しく、発言のハードルも少し高くなるため、就活生同士での仲を深めにくいというのが現状です。
グループワークが難しい
インターンシップはグループワークになることがよくありますが、オンラインインターンシップはグループワークがとても難しいです。
なぜなら、オンライン独自のタイムラグが生じてしまったり、発言へのハードルを高く感じてしまったりするからです。
オンラインの場合はzoomなどを用いて行う場合が多いと思いますが、どうしても多少のタイムラグは生じてしまいます。
そのため、自分が話すタイミングをうかがう必要があります。
また、基本的にzoomなどで話すことができるのは一人だけです。
そのため、対面インターンであれば隣の人に質問をしたり軽くアウトプットをしたりすることができますが、オンラインの場合はそのような会話はあまりできません。
それにより、人前で話すことが得意な人はあまり問題はありませんが、
そうではなく、人前で発言することが苦手な人にとっては、オンラインインターンではハードルが上がってしまうかもしれません。
また、チーム内での認識の前提を揃えるのにも時間がかかってしまいます。
なぜなら、画面共有などで情報を共有しあうことはできますが、対面でホワイトボードや紙にまとめるよりも手間がかかってしまうからです。
以上のように、オンラインだからこそ、グループワークは難しく感じてしまうことがあります。
オンラインインターンに参加した後に対面インターンでグループワークをしたところ、スムーズに進みすぎて感動しました。
オンラインインターンの際に大切にすべき考え方
ネット環境が落ちたら「仕方がない」
オンラインでインターンを行う際には、大前提としてネット環境が整った場所で参加することは必要ですが、仮にネットが落ちてしまってもあまり焦りすぎないようにしましょう。
なぜなら、インターンを開催している社員の方も、
ネット関係のトラブルがあることは仕方ない
と考えているからです。
ネットが落ちてしまったことで焦ってしまい、再度慌てて入った後もその焦りのままインターンに参加してしまう‥‥
なんてこともあるので、仮に落ちてしまっても落ち着いて対応しましょう。
カフェなどの公共のWi-Fiを用いて参加するときは要注意です!
アイスブレイクが何よりも大切
オンラインでインターンを行う際は、グループワークに入る前のアイスブレイクでどれだけ打ち解けられるかが非常に大切です。
アイスブレイクの目的は以下の通りです。
- 緊張を和らげる
- 相互理解を深める
- グループ内でのコミュニケーションを円滑にする
- 積極的に意見交換できる雰囲気づくりをする
アイスブレイクを最初にきちんと行うことで、その後のグループワークを円滑に行うことができます。
お互いがどんな人かを把握しておくことが大切です。
逆にここでアイスブレイクを中途半端にしてしまうと、その後のグループワークも進めにくくなってしまいます。
そのため、インターンのグループワークなどの際には、最初のアイスブレイクの時間でたくさん話しましょう。
リアクションはオーバー気味にとる
オンラインの場合は、自分の視覚的情報はカメラに写っている範囲内でしか伝えることができません。
そのため、リアクションはカメラ内で精一杯、オーバー気味にとるようにしましょう。
仮に自分が話しているときに何も反応がなくては、不安になってしまいますよね。
そのため、誰かが話しているときも、笑顔で相槌を打ったり、様々な表情をしたりなど、全力でリアクションを取りましょう。
実際、リアクションをオーバー気味にとってくれる人がいるだけでグループの雰囲気は良くなります^^
また、カメラに写っている範囲内でしか自分の視覚的情報を伝えられないからこそ、画面移りも考えましょう。
画面が暗かったり、背景がごちゃごちゃしていたりすると、それを見る人にはあまり良い印象は与えません。
そのため、部屋が暗い場合にはウェブ用の照明を買ってみたり、画面に映る範囲内は部屋を片付けたりするようにしましょう。
以下の照明のように、パソコンやスマホにクリップでつけられるライトは非常に便利です。
私自身もこのライトを使用していたのですが、クリップで留める際にカメラを隠してしまう心配がないのでオススメです。
まとめ
オンラインインターンは近年急速に普及したものであるため、不安に感じる人もいると思います。
しかし、オンラインだからこその心構えと対策さえしておけば、特に心配する必要はありません。
オンラインだからこそのメリットももちろんあるので、そのメリットを活かせるように、不安なポイントは解消してから本番に臨むようにしましょう!
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