大学受験が終わり、いよいよ待ち望んだ大学生活。
「親元を離れて一人暮らしをしたい!」という人もいれば、「まだ実家は出たくない」と考える人もいますよね。
また、実家から通える範囲内ではあるけれども、実家から通うか一人暮らしをするか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
実家暮らしと一人暮らしではどちらが良いのだろう?
一人暮らしをしたいけれど、生活面や金銭面で本当にできるのか不安がある。
今回はこのような悩みを持つ人に向けて、大学4年間実家暮らしを経験した女子大学生の視点から、実家暮らしをするメリットとデメリットについて率直にお伝えしていきます!
- 実家暮らしのメリット・デメリット
- 実家暮らしをオススメする人
- 一人暮らしをオススメする人
大学生で実家暮らしをするメリット
実家暮らしをするメリットは以下の3点です!
②自分のために使える時間が増える
③寂しさを感じない
イメージしやすいものとなっていますが、私の経験も踏まえた上で、よりリアルでな内容をお伝えしていきます!
お金がたまる
大学生の実家暮らしで一番想像しやすいメリットが、「お金がたまること」ではないでしょうか。
仮に大学生で一人暮らしをすると考えると、自分が生活していくためのお金が必要になります。
例えば、家賃や光熱費、通信費や食費などがあります。
大学生の家賃の相場は、約3万円から8万円程度です。
光熱費の相場は1万円弱、通信費も5千円~1万円となっており、さらに食費は月3万円程度だとして、合計で1ヶ月あたり約10万円前後は必要です。
仮に実家からの仕送りがあったとしても、支払いきれない分は自分で稼いで支払う必要があります。
「生きるのにお金がかかる」とはこのことですね。。
一方で、実家暮らしをするとこれらの費用はかからないので、お金を貯めることができるのです。
もちろん実家で暮らしながら実家にお金を払っているという人もいるかもしれませんが、それでも一人暮らしでかかるお金に比べたら安いはずです。
自分ために使える時間が増える
実家暮らしをすると、自分のために使える時間が物理的に増えます。
なぜなら、家事などを全て自分一人でやる必要はないからです。
例えば、ご飯は親に作ってもらう代わりに、洗濯と掃除は自分の役割にするなど、実家で暮らしている場合は家族と分担して家事を行うことができます。
私の友達で一人暮らしをしている人は、
家事も立派な予定として扱わないと、気付いたら部屋は汚れているしご飯もなかなか作れない。
とよく言っています。
一人で家事を行い生活をしていくことは、慣れるまではかなり大変なことです。
そのため、実家暮らしをすることで、自分がやるべき役割は果たしたうえで、それ以外の時間はすべて自分の好きなことに費やすことができるのです。
寂しさを感じない
実家暮らしをしていると、基本的には家に家族がいるので、寂しさを感じることはほとんどありません。
一方で、一人暮らしの場合は、家に誰もいないが故に寂しさを感じてしまうこともあるでしょう。
もちろん、家に誰もいないからこそ解放感にあふれて楽という一人暮らしのメリットもありますが、その反面いざという時に誰もいないのが寂しく感じたりします。
- 家に帰った時に「おかえり」と言ってくれる人がいる
- 家の中で何気ない会話をすることができる相手がいる
このように、些細な場面ですが家に人がいることで、寂しさをあまり感じることなく生活することができます。
特に今はコロナウイルスの影響で家にいる時間が長いからこそ、家の中で何気ない会話ができることが嬉しいよね。
確かに一人暮らしだと全然人に会わないから、たまに寂しくなってしまうなぁ。
いざという時に親に甘えることができる
- 体調を崩したとき
- どうしても家事のやる気が出ない時
このような時に親に甘えることができるのも、実家暮らしの良さなのではないかと思います。
例えば体調を崩して高熱が出てしまった時に、一人暮らしの場合は自分で何とかしなくてはなりません。
体に優しいような食べ物や飲み物を買いに行きたいと思っても、しんどい思いをして自分で買いに行くか、諦めて我慢するしかありません。
病院に行くのも自力です。
一人暮らしで体調を崩すと本当にしんどいんだよね。
という言葉を頻繁に聞くように、いざという時に家族が助けてくれるのは、実家暮らしの大きなメリットになります。
また、一人暮らしの際には家事を全て自分一人で行う必要があります。
どうしても家事をやりたくない時、やる気が出ないときは誰にでもあります。
そんな時に家族を頼ることができるのは、実家暮らしの大きなメリットではないでしょうか。
大学生で実家暮らしをするデメリット
実家暮らしのデメリットは以下の2点です!
②一人暮らしに比べて生活力が鍛えられない
自由ではない
一人暮らしの場合は誰の目もないからこそ、好きな時に好きなことができます。
一方で、実家の場合は家族がいるため、人目を気にせず完全に自由に過ごせるわけではありません。
例えば、家に帰る時間があまりにも遅いと親から怒られるため、他の人よりも早く帰らなくてはならないことがあります。
また、一人暮らしであれば好きな時に友達や恋人などを家に読んだり遊びに行ったりすることができますが、実家ではそれができません。
そのため、周りに1人暮らしをしている人が多いと、一人暮らしの自由さを見て羨ましくなることはあるかもしれません。
「今日は何するの?」「何時に帰ってくるの?」と家族から聞かれることは日常茶飯事です(笑)
周りの友達は出かける時も夜遅く帰るときも何も気にしなくて良いのが羨ましく感じる時もあります。。
一人暮らしに比べて生活力が鍛えられない
実家暮らしの場合は料理や洗濯、掃除などを家族で分担したり、親がやってくれたりします。
そのため、生活力が鍛えられないというのがデメリットになります。
一方で一人暮らしの場合は、自分の身の回りのことはすべて自分でやらなければならないため、自然と生活力は身についていきます。
実家であれば自分がサボっても他の誰かがやってくれる時もありますが、一人暮らしの場合は自分がサボった分は自分に返ってきますよね。
大学生のうちはまだ親の力を頼っても良くないかな?
そう考える方もたくさんいるのではないでしょうか。
しかし、いずれは誰しもが親元を離れて生活するようになります。
そうなった時に必要となる生活力が、一人暮らしに比べたら鍛えられないというのはデメリットの一つだと考えられます。
とはいっても、大学時代を実家で暮らしている自分の経験談をもとにすると、実家で生活力が鍛えられるかどうかは自分次第なような気もします。
実家と一人暮らしの最大の違いは親と一緒に生活しているか否かなので、基本的に料理や洗濯、掃除などの家事が必要なことには変わりありません。
そのため、実家であっても積極的に家事に取り組んでいくことで、生活力を鍛えることは可能であると思います^^
こんな人は一人暮らしがオススメ
実家暮らしを4年間してきた私ですが、一人暮らしをした方が良いのではないかと思う機会もありました。
そこで、ここからは実家暮らしを4年間経験した私の視点から、一人暮らしに向いている人をお伝えしていきます!
一人暮らしに向いている人
- 実家暮らしで完全に親に甘えてしまう人
- 通学に2時間以上かかる人
- 部活やサークルなどで忙しい人
ポイントは、「親に甘えきってしまう人」と「時間に追われている人」の2点です。
1点目に関しては、親がなんでもやってくれるからとそれに甘えていては、将来一人暮らしをしていくときに絶対苦労します。
そのため、時間のある大学時代のうちに1人暮らしを経験して、生活力を鍛えておくと良いでしょう。
2点目に関しては「時は金なり」という言葉もあるように、大学時代は貴重な時間です。
高校生までとは変わり自分の選択の幅が広がり、社会人に比べたら圧倒的に時間があるからこそ、その貴重な時間を有意義に使うためにも、1人暮らしを選択するのもありなのではないでしょうか。
実家暮らしにも1人暮らしにもそれぞれメリットとデメリットがあるからこそ、自分にとってどちらの選択がより有意義な大学生活を送ることができるのかを考えることが大切ですね!
まとめ
実家暮らしにも一人暮らしにもそれぞれメリットとデメリットがあります。
だからこそ、自分にとってどちらの選択がより有意義な大学生活を送ることができるのかを考えることが大切です。
たかが4年、されど4年。
自分の生活する場所で経験できることや感じることは大きく異なるので、ぜひ、自分にとってプラスになる生活の仕方を見つけてみてくださいね!
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