自分磨き

【優柔不断は短所ではない】優柔不断な人が「決断力」をつけるための方法

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「どれを選択しようか、なかなか決められない…」

人生の中で「選択」をする場面はたくさんありますよね。

日常生活の中では、今日の夜ご飯は何にしようか、どの服を購入しようか。

もっと大きな人生に関わる選択になると、どの会社に就職しようか、転職をするべきか否か。

シェイクスピアの名言で「人生は選択の連続だ。」という言葉もあるように、生きていく中で「選択をしなければならない場面」に遭遇する機会は何度も訪れると思います。

そして、選択の場面で悩まされるのが「優柔不断な性格」

「決めたいけどなかなか決められない…」

「一度決めたと思っても、またすぐに考え直してしまう…」

「周りの意見に流されやすく、なかなか自分自身で決めきれない」

こんな風に考える人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、優柔不断な私が、決断をする際に意識するべきポイントをお伝えしていこうと思います!

こんな人にオススメ!
  • 優柔不断で悩んでいる人
  • 決断力をつけたいと思っている人
  • 行動する前にあれこれと考えてしまう人

 

私はとにかく優柔不断であり、進学する高校や大学、就職先をどこに決めるかなど、人生の大事な選択の場面で毎回頭が割れるのではないかと思うレベルで悩んできた人です(笑)優柔不断な人の気持ちが痛いほどわかるので、ぜひ参考にしてもらえるとうれしいです!

結論
  • 【決断力を磨くために大切にすべき考え方】
  • 51:49で悩んだら、51の方を選択べき
  • 「選択すること」が大切なのではなく「選んだ道を正解にすること」の方が圧倒的に大切
  • 「感情」と「論理」の双方から考える
  • 【決断力を磨くための具体的な方法4選】
  • 期限を決める
  • 紙に書き出して考える
  • 人の意見を聞くことで、視野を広げる
  • それでも決まらないときは直感で大丈夫
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1.そもそも優柔不断とは?

1.「優柔不断」の定義

優柔不断とは、物事の判断がなかなかできず、迷ってばかりいることを意味する四字熟語である。「煮え切らない」「不決断」「ためらい」とも言い換えることができる。また、対義語として、決断力があることを意味する「積極果断」がある。(Webio辞書

優柔不断の定義としては、上記のように記されています。

これも踏まえた上で本記事では、「物事の決断までに時間を要すること」という定義で話を進めていきます。

2.優柔不断は短所ではない

「優柔不断」と聞いて皆さんが思い浮かべるイメージはどのようなものでしょうか?

「決断力が足りない」

「大切な時に決めきれない」

「判断がはやい人の方が良いに決まっている」

こんな風に、「ネガティブなイメージ」を抱いている人も多いのではないでしょうか。

実際にgoogleで「優柔不断」と検索してみても、「優柔不断を改善する方法」や「優柔不断はなおせる」など、そもそも「優柔不断はマイナスなもの」と捉えた記事がたくさん出てきます。

しかし、私自身は優柔不断は別にネガティブなものでも短所でもないと考えています。

優柔不断とはつまり、物事を決断する際に慎重に吟味できることであり、むしろ長所だと考えています。

ただし、優柔不断な人でも決断をする場面は何度も訪れますし、限られた時間内で決めきることも非常に大切になっています。

そこで今回の記事では、優柔不断をなおすのではなく、優柔不断という長所を活かし、慎重に吟味した上で「決断力を磨く方法」を紹介していきたいと思います。

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2.決断力を磨くために大切にすべき考え方3選

1.51:49で悩んだら、51の方を選択すべき

この考え方は、優柔不断な私が最も大切にしている考え方です。

優柔不断であるからこそ、100:0で結論を出すというのは非常に難しいことになります。

決断の際に、完璧に片方に決めきる必要はないのです。

どの選択にもメリットとデメリットの両方があるからこそ、それらを比較した上で、少しでも気持ちがかたよるほうを選択するべきです。

2.「選択すること」が大切なのではなく、「選んだ道を正解にすること」の方が圧倒的に大切

「選んだ道を正解にすること」という言葉はよく聞くのではないでしょうか。

「選択をすること」はあくまでも通過点にしかすぎません。

大切なのは、どの道を選ぶかではなく、選んだ道で何をするかです。

自分次第で選んだ選択はいくらでも変えられます。

だからこそ、選んだその選択で、自分自身が後悔をしないような行動をすることを大切にしてください。

3.「感情」と「論理」の双方から考える

少しむずかしい話に聞こえてしまうかもしれませんが、私たちが決断する際には「感情」と「論理」の2つがあります。

「感情」とは分かりやすく言うと、「直観」に近いようなものです。

「言葉で説明はできないけれど、なんとなく心惹かれてしまう選択」に出会ったことはありませんか?

「なんでかわからないけれど、この会社は直観的に惹かれる」

「今日のお昼ご飯はラーメンを食べたい気分だ」

など、直観的に自分が心惹かれる選択肢に遭遇したことがある人は多いのではないでしょうか。

一方で「論理」とは、「自分自身の考えを道筋立てて言語化したもの」です。

決断を下す際には「論理的に考えて決めるべきであって、感情に流されて決めるのは良くない」という考え方を聞きますが、実際のところは「感情」と「論理」の双方から考えることが非常に大切になのです。

まず、論理的に考えて決断を下さなければならないのは、自分自身が納得感を持った選択をするためです。

複数の選択肢を前にしたときに、自分自身はどのように考え、それぞれの選択肢を吟味していく中で、メリットやデメリットを考えていくと思います。

それらを踏まえた上で、「自分自身がその選択をする理由」を明確に言語化しておく必要があります。

その上で、「感情」が大切になってくる理由としては、私たちは人間である以上、感情とは切っても切り離せない存在になってくるからです。

「論理的に考えたらこの選択になるけれど、どうしても直観的に別の選択の方に惹かれてしまう…」

こんな風に考えてしまうのは、人間であるから仕方がないことです。

だからこそ、「論理的」に考えた上で、そこに対して自分の「感情」がどのように働くのかも踏まえて、最終的な決断を下すことが非常に大切になってきます。

ちなみに、私は就職先の選択でものすごく悩みました。

その際、「論理」を考える切り口として、自身が大切にしたいことを各会社の事実と照らし合わせた上での数値化をし、その上で「感情」としてぶっちゃけどう思うのかを考えるようにしていました。

以下の表が論理的に考えるために、すべてを数値化したものになります。

企業理念へ
の共感度
働く人 働きやすさ 若いころから
の挑戦環境
事業内容
への興味
会社の将来性
株式会社A 4 3 3 4 1 3 18
株式会社B 4 3 1 4 2 3 17
株式会社C 4 3 2 2 2 2 15
株式会社D 3 4 3 4 3 4 21
株式会社E 4 4 4 3 4 3 22

このようにして論理的に考えた上で、「自分はぶっちゃけどのような感情を抱いているのか」もすべて書き出し、その結果私の結論は株式会社Dとなりました。

私の例はあくまでも参考程度に見てもらいたのですが、繰り返しお伝えすると、大切なことは「感情」と「論理」の双方から考えることです!

大切なのは、感情か論理のどちらかにかたよって決めてしまうことは、良くないということだね!

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3.決断力を磨くための具体的な方法4選

1.期限を決める

これは決断を下す上で最も大切なことです。

優柔不断な人はどうしても決断を下すまでに時間を要してしまいます。

しかし先ほども書いたように、大切なのは決断を下すことではなく、「下した決断・選んだ道を正解にすること」です。

つまり、決めるまでに必要以上の時間を費やしてしまうことは非常にもったいないことであり、決めたら即行動に移してその選択を正解にするように行動するべきです。

そのためには、決断を下す際にはきちんと期限を決め、そこまでには決めきる。

そして、決めたら即行動に移してその選択を正解にすることが非常に大切です。

私自身もそうなのですが、決断を下すまでの期間を数日のばしたところで、結論はほとんど変わりません。むしろその選択で良いのかと余計に悩んでしまいます。だからこそ「期限を決めて、そこまでに決断を下し、あとはそれを正解に変えるための行動をとること」がとても大切です!

2.紙に書き出して考える

選択肢を目の前にしたときに、各選択のメリットやデメリットなどを頭の中で考えているはずです。

しかし、頭の中だけで情報を整理しきることは非常に難しいことなので、それらを全て紙に書き出して考えてみることをオススメします。

紙に書き出すことで、見えていなかったメリットやデメリットが見えるようになったり、各選択のメリットやデメリットの個数などが可視化できるようになります。

そうすることで、先ほど書いた「51:49で悩んだら、51の方を選択すべき」という考え方に当てはめて、少しでもメリットが多いもしくはデメリットが少ない選択をすることができます。

3.人の意見を聞くことで、視野を広げる

どうしても決められないときは、とにかく周囲の人の意見を求めることも大切です。

なぜなら、人の意見を聞くことで、決断の視点や視野が広がることが多々あるからです。

ただし、周りに意見を求める際に大切なことは、「自分自身のことを知ってくれている人」か「自分の選択する道に近い経験をしている人」のどちらかに聞くことです。

「自分自身のことを知ってくれている人」に聞く理由としては、自身の性格も踏まえた上での客観的なアドバイスをもらえるからです。

一方で「自分の選択する道に近い経験をしている人」に聞く理由としては、自分の選択に似たような経験を先にしているからこそ、その選択を通して自分自身がどうなるのかのイメージが湧きやすいからです。

そして、これらの人たちの客観的な意見も踏まえた上で、最後は必ず自分で決めましょう。

ここで人の意見に流されていては、未来の自分が後悔してしまいます。

未来の自分が後悔せずに、納得のいく選択だったと思えるように、自分の決断には自分で責任を持つことが非常に大切です。

4.それでも決まらないときは直感で大丈夫

最後は精神論のような話にはなってしまいますが(笑)、どれだけ考え抜いても決まらないときは、直感で決めてしまって大丈夫だと私は考えています。

直観とは、本能的に自分の心が惹かれたからこそ働くものであり、自分が直観的に良いと思っているなら、あとはその選択を自分で正解にすれば良いだけです。

何度もお伝えしていますが、大切なのは「選んだ道を正解にするために、自分がどう行動するか」です。

直感的に惹かれたということは、その選択に何かしらの魅力を感じているということなので、その選択をした自分の直感を信じて、あとは頑張るのみです!

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4.まとめ

結論
  • 【決断力を磨くために大切にすべき考え方】
  • 51:49で悩んだら、51の方を選択べき
  • 「選択すること」が大切なのではなく「選んだ道を正解にすること」の方が圧倒的に大切
  • 「感情」と「論理」の双方から考える
  • 【決断力を磨くための具体的な方法4選】
  • 期限を決める
  • 紙に書き出して考える
  • 人の意見を聞くことで、視野を広げる
  • それでも決まらないときは直感で大丈夫

 

以上が、優柔不断な人が決断力を磨くための考え方と具体的な方法になります!

そして最後に繰り返しになりますが、優柔不断は決して短所ではなく、物事を決断する際にしっかりと吟味できるからこそ、むしろ長所とも捉えられます。

大切なことは、優柔不断を「なおす」ことではなく、「決断力を磨くこと」です。

優柔不断という長所を活かすためにも、さらに決断力を磨いていきましょう!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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